加齢や筋肉が要因に
口元のたるみの原因は、
- 1. 皮膚のハリの低下
- 2. 口輪筋の弛緩
です。
皮膚のコラーゲンやエラスチンなどの真皮のタンパク質低下によって、ハリが失われます。口元の場合は口輪筋が弛緩して口角に締まりがなくなり、たるみができてしまうのです。
皮膚のハリの低下
皮膚のハリは、皮膚の深い層に含まれるコラーゲンやエラスチンによって保たれています。これらは生まれた時に最も多く、年齢とともに徐々に減っていきます。その変化は、残念ながら避けては通れないものです。
対処法としては、補ったり、産生を促したりするほかありません。
補う方法としては直接注入する方法と、食品やサプリメントで補給する方法があります。
一方、産生を促す方法としては、レーザー治療やウルトラセル、ダーマローラー、PRP注射などといった方法があります。
口輪筋の弛緩
昔に比べて硬いものを食べないために、顎が小さくなったと言われています。外観的には小顔になりますが、柔らかいものばかり食べているということは、口の周囲や顎に関わる筋肉もあまり使わないということです。つまり、筋肉が弛緩しやすいと言えます。
対策の1つに、筋力トレーニングがあります。市販でもいろいろなグッズがありますので、使用してみてもいいかもしれません。
美容外科の施術では、小ジワにはヒアルロン酸注射やレーザーフェイシャルがおすすめです。口角のたるみによってできる深いシワには、プレミアムオートファイバー(脂肪注入)で改善が見込めます。