卒乳後のバストケアとして重要なのは、マッサージや大胸筋のトレーニング、適切な下着の着用、生活習慣です。
マッサージ
マッサージは、入浴中の実施をおすすめします。というのは、身体が温まって血行が良くなっていると、乳腺を発達させる女性ホルモンが分泌されやすくなるためです。リラックスした状態で湯船に浸かりながら、円を描くように優しく乳房をマッサージしましょう。片胸につき10~20回ずつ行ってください。石鹸やアロマオイルなどを使用して滑りをよくするとマッサージしやすくなります。
大胸筋を鍛える
大胸筋は、いわば乳房の基礎となる部分です。この大胸筋を鍛えて筋肉のたるみを改善することで、バストアップ効果が期待できます。
トレーニング方法としてはまず、背筋を伸ばして姿勢を正しくし、手のひら同士を胸の前で合わせます。次に、合掌したままの手を肘ごと肩の高さまで上げます。全力で両方の手を押し合うように20秒キープしたら終了です。
下着選び
授乳中から卒乳後まで、胸のサイズは変化します。ご自身に合った下着を着用することで乳房の下垂が予防できますので、サイズが合わなくなったと感じた時は、買い替えをおすすめいたします。
生活習慣
規則正しい生活を送り、適度な運動をしたり、バランスのよい食事を摂ったりすることも、バストケアには大切です。イソフラボンやプエラリアミリフィカなどのサプリメントを活用するのもよいでしょう。ただし、女性ホルモンを低下させてしまうタバコは避けていただくことをおすすめします。