このページでは、本物の乳房に近い触り心地の豊胸術や、各施術の感触やメリットについてご説明します。どの方法を選んだらいいのか迷ってしまうという方も、是非ご一読ください。
施術ごとの特徴
シリコンバッグ | ◯ 大胸筋下に挿入することで自然な感触になりやすい |
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脂肪注入 | ◎ 本来の乳房とほとんど遜色ない仕上がりになる |
ヒアルロン酸注入 | △ 持続性を優先すると粒子が大きくなり、硬くなりやすい |
結論から申し上げますと、自然な手触りを求めるならば「脂肪注入」がおすすめです。
柔らかさを実現するために、シリコンバッグやヒアルロン酸製剤も発展を続けていますが、本物の脂肪の柔らかさに勝るほどの注入物や挿入物は未だありません。
シリコンバッグ
触るとすぐにバレそうな印象も持たれがちなシリコンバッグですが、お身体に合うサイズや形状を選べば、見た目も触り心地もナチュラルにすることが可能です。大きくしたいからといって、極端に大きすぎるものを挿入してしまうと、どうしても不自然なバストになりやすいので気をつけましょう。
挿入法には、乳腺の下の部分にバッグを入れる「乳腺下法」と、大胸筋の下の部分に入れる「大胸筋下法」があります。
大胸筋下法は深い部分にバッグを入れ、元々あった脂肪層が上に重なる状態になるため、より柔らかな触り心地に仕上がりやすいです。
シリコンバッグの「カプセル拘縮」を防いで、触り心地を保つ
豊胸バッグは、人体に馴染みやすいシリコンからできていますが、体内にとっては異物と見なされます。異物が侵入してきた際に身体を守るための自然な反応として、周りに被膜が作られ、異物を小さくしようとバッグを締め付けてしまいます。この症状を「カプセル拘縮」といいます。
術後に胸が硬くなる原因はカプセル拘縮によるものが多く、アフターケアの説明が行き届いていないと起こりやすくなり、放置するとバッグの破損に至る危険もあります。
施術箇所をあまり触ると良くないのでは、と思う方も多いようですが、バッグに合わせた適切なマッサージを行うことで仕上がりが美しくなります。ご自宅でもマッサージを継続していただき、被膜の硬化を緩和させましょう。
脂肪注入
冒頭でも申し上げた通り、最も自然な感触に仕上げられるのが、脂肪注入法です。ご自身の太ももやお尻などの脂肪を吸引して胸に注入するため、本物の乳房とほとんど違いがわかりません。
バストアップだけでなく、気になる箇所をサイズダウンさせることができ、メリハリのあるボディラインを目指せるというのも、脂肪注入法だけの特徴です。
ヒアルロン酸注入
豊胸に使うヒアルロン酸は、脂肪よりもやや硬い質感です。粒子の大きいヒアルロン酸の方が体内に吸収されにくいため、柔らかさと吸収のされにくさを兼ね備えたヒアルロン酸を使用します。しかし、本物の脂肪そのもののような柔らかさにはなりません。