ガーデンクリニックのサイトを見てくださり、ありがとうございます。
この度、僕のコラムをスタートすることにしました。
クリニック開院から21年、患者様そして僕と思いを同じくするスタッフに支えられ、自分が目指す美容医療を続けてきました。美容外科から始まり、審美歯科、いびき治療などの生活向上外来、そして膝関節外来など、患者様のQOL(クオリティ・オブ・ライフ)を支えるため、診療科目も増加。さらに「日本形成外科学会教育関連施設(美容外科)」にも認定をいただき、現在は後進の医師への指導にも力をいれています。
そんな中、なぜ自分がこの道を目指したのか、この美容医療の世界に飛び込んだ時に掲げた未来への希望はどこまでこのクリニックで実現されたのか、今一度振り返り、原点に立ち返ることも必要なのではないか。そんな思いから、自分の考えを自身で整理しながら、少しずつこのコラムで話していきたいと考えました。
美容外科という医療は、正しい治療や困難な手術を多数こなすことだけが重要なのではありません。美容外科とは「その人の人生を変えていく仕事」です。
手術の成功は当り前。その人が幸せになるところまでをしっかり診ていきたい。それは術後の一時だけではなく、1週間後、1か月後、半年後…そして十数年に渡り、患者様の人生とともに並走するものだと思っています。
きれいになりたいという思いも、患者様ひとりひとりその美の基準は異なります。目の前にいる患者様が求めている美とは何か、その気持ちをちゃんと理解し実現する“センス”も、美容医療に携わる医師に不可欠なモノだと思います。
そんな診察では伝えきれない患者様への思いや、美容医療に対する僕個人の考え、あるいはプライベートのことまで、時に脱線すことがあるかもしれませんが(笑)、このコラムではあらゆる視点から自由に話したいと思っています。
クリニックを利用されている患者様はもちろん、美容医療ってどんなもの?どんなお医者様がやってるの?と興味や不安を持っている方にも、僕たちが行っている医療や、僕らスタッフについて少しでも理解を深められる場になればと思います。そして美容医療を目指す医師の方たちにも、この思いが伝わればうれしい限りです。
でも、難しい話ばかりをするつもりはありませんので、ご心配なく。ぜひ気軽に読んでみてください。毎回のネタ探しに苦労するかもしれませんが(笑)、これからのコラムをご期待ください!