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【脂肪吸引】ドクターコラム

お尻の脂肪吸引の
ダウンタイムと経過

お尻の脂肪吸引のダウンタイムと経過

このページでは、お尻の脂肪吸引におけるダウンタイムから完成までの経過を説明いたします。お仕事に復帰するタイミングや、いつ頃から固定を外せるのかなど、術後のスケジュール感を掴む目安としてご活用ください。

お尻

お尻への脂肪吸引のメリットは、部分痩せしにくいお尻がサイズダウンできるということです。ダウンタイム中も内出血や圧迫が外から見えず、むくみも目立ちにくいため、チャレンジしやすい部位といえます。

一方のデメリットとしては、脂肪の取りすぎでお尻が垂れて見えるようになるケースがあることでしょう。こうした失敗は見た目の問題だけでなく、皮膚と筋肉が癒着を起こして引きつれが生じるなど、ダウンタイムや術後の身体機能にも支障をきたしてしまいます。「根こそぎ取り除く」と謳う施術では、女性らしいヒップラインやハリのある肌質が失われかねません。ですので、クリニック選びには注意が必要になります。

そのようなことのないように、ガーデンクリニックでは「シリンジ法」という技術を用いた丁寧な吸引で、取りすぎを防ぎます。無理に吸引することがないため仕上がりが美しく、ダウンタイムのむくみや痛みの低減が可能です。

大まかな術後の経過は、以下の通りになります。

痛みがある期間

ばつ

筋肉痛に似た症状や違和感が1週間ほど続きます。手術当日が最も痛みを感じやすくなりますが、痛み止めを飲めば治まる程度です。

その後徐々に緩和されていきますので、処方された痛み止めは3日目以降使わなくなる方がほとんどです。椅子に座る際、とくにトイレの場面では不便を感じやすいですが、7日ほど過ぎるとほとんど意識しない程度に落ち着きます。

むくみが改善されるまで

お尻のむくみ

お尻は他の部位よりもむくみが強く出ない傾向にありますが、手術時に注入する麻酔液の影響で、翌日から3日目頃はむくみが出ます。その後は、日数をかけて徐々に引いていきます。

内出血(青あざ)が消失するまで

OK

手術翌日頃から、お尻の真ん中あたりやサイドに内出血が出ます。重力により太ももの裏にまで内出血が下りてくる場合もありますが、1~ 2週間ほどで消失することが多いです。期間や濃さは脂肪の量や個人差によりますが、時間の経過とともに改善されていきます。

完成までにかかる日数

インディバ

むくみが引けば痩身効果を実感しやすくなりますが、つっぱり感が消えるまでには、3ヵ月ほどかかると見越してください。

当院では肌のつっぱり感や内出血の出る期間を短縮できるように、インディバ(高周波温熱療法)というアフターケアや、ご自宅でのセルフマッサージのご説明など、完成に至るまでのフォローを術後も継続してまいります。

手術後10日目までと、3週間後、1ヵ月後、2ヵ月後とご説明しています。

※個人差があり、吸引する脂肪の量や体質などにより度合いは異なります。あくまでガーデンクリニックの患者様の平均的な経過であることをご了承ください。

患部の状態

シリンジ法はお身体への負担を抑えた施術ですので、強い痛みや多量に出血するといった心配はほとんどありません。

また、術後の痛みには個人差がありますが、症状が出る前に痛み止めを飲んでいただくと緩和できます。

この頃はカニューレを挿入した傷口から、皮下に残った麻酔液が出ることもあります。念のため汚れてもいい服を着用し、寝具にはタオルを敷きましょう。

圧迫

包帯で固定します。むくみや内出血を軽減するための措置ですので、外さないようにしてください。

お風呂

シャワーはお控えください。

検診や診察

手術前に診察を受けていただきます。

お薬

処方する5日分の抗生物質は、必ず飲みきってください。その他、腫れ止め、痛み止め、傷口用の消毒薬などを処方します。

お食事

当日はあまり胃の負担にならないものをご飲食ください。

日常生活やお仕事

術後は貧血状態になることがあります。帰宅途中などに気分が悪くなったらしゃがんでいただき、少し休んでから動くようにしてください。

ご自宅ではゆっくりとお休みください。

患部の状態

施術箇所は筋肉痛のような症状がありますが、適宜痛み止めをお飲みください。トイレの便座や硬い椅子などに座った際は、主にカニューレを挿入した足の付け根周辺が痛むことがあります。また、手術時に注入した麻酔液によるむくみがあります。

圧迫

翌日から包帯を外せます。その後、抜糸までの1週間は24時間圧迫用のストッキングを使用します。

お風呂

シャワーは浴びていただけますが、湯船には浸からないでください。

検診や診察

状態確認のためクリニックに来ていただきたいですが、難しいようでしたらお電話でのご報告をお願いしております。

お薬

処方した抗生物質を欠かさずに服用してください。傷口は、お渡しした消毒薬で消毒してください。

お食事

通常通りお召し上がりいただけますが、内出血の解消を補う鉄分やビタミン類が豊富な食材を摂るとよいでしょう。

飲酒はむくみや痛みが出やすくなってしまう可能性があるため、抜糸まではお控えください。

日常生活やお仕事

あまり身体を動かさずにいれば生活には支障ありません。デスクワーク程度でしたら翌日から可能です。動きの多いお仕事は辛く感じることもありますので、控えていただく方がよいかもしれません。

患部の状態

むくみや内出血は徐々に落ち着いていきます。ストッキングを着用する時や物がぶつかった時、足腰にぐっと力を入れた時などに、まだ少し痛みを感じます。

圧迫

ストッキングでの圧迫を継続してください。

お風呂

シャワー浴でしたら可能です。

検診や診察

特に異常がなければ、ご来院の必要はございません。

お薬

抗生物質を必ずお飲みください。傷口も引き続き消毒してください。

お食事

飲酒をお控えいただければ、通常通りのお食事をお召し上がりいただけます。

日常生活やお仕事

ある程度動いていただいた方が、むくみやつっぱるような感覚の早期的な回復が見込めます。通常通りの生活を送っていただいて構いませんが、辛さがある時は無理をせずお休みください。

患部の状態

痛みのピークは術後3日間で、1週間程度で少しずつやわらいでいきます。

カニューレを挿入した傷口が治る過程でかゆみが出ることがありますが、掻かないようお気をつけください。

圧迫

シャワー時以外の時間は続けてください。

お風呂

シャワー浴のみ可能です。

検診や診察

抜糸までご来院の必要はございません。

お薬

抗生物質を服用してください。傷口の消毒も欠かさずに行ってください。

お食事

通常通りのお食事が可能ですが、引き続き飲酒はお控えください。

日常生活やお仕事

あまり動かないお仕事でしたら、お勤めも大きな問題はほとんどありませんが、立ち座りや物にぶつかった時などにはまだ違和感があるでしょう。身体をよく使うお仕事などは、様子を見てご無理のない範囲になさってください。

患部の状態

手術翌日ほどのむくみは起きず、痛み止めももう飲まなくなる方が大多数です。内出血の色味も徐々に黄色っぽく変わってきます。

圧迫

抜糸まで継続して行ってください。

お薬

抗生物質を必ず飲みきってください。傷口の消毒も忘れずに行いましょう。

お食事

抜糸までは引き続き飲酒をお控えください。適度な水分補給や塩分を控えるなど、食生活面からもむくみをカバーしましょう。

患部の状態

治癒の正常な過程でかゆみが出てくる場合があります。

圧迫

抜糸が終わったら1ヵ月は、1日12〜24時間は圧迫を継続してください。

検診や診察

抜糸のために検診へお越しください。

お薬

抜糸を終えれば、消毒薬の使用期間は終了です。

お食事

飲酒が可能になりますが、飲みすぎてしまうとむくみや痛みが出る場合があります。

日常生活やお仕事

圧迫による動きづらさなどは多少ありますが、これまでよりも身体を動かしやすくなっているかと思います。

患部の状態

脂肪を吸引した部分が徐々に硬くなってきます。表面から触ると皮膚がやや硬く、動くとつっぱるような違和感があるかもしれません。これは、術後の正常な治癒経過で、徐々に改善されていきます。

内出血はほとんど黄色っぽく変わり、位置が脚の付け根や裏ももへと下がっていく頃です。しっかりと圧迫をすることで、回復をより早めることができます。

お風呂

抜糸翌日から湯船に浸かっていただけます。

検診や診察

何か異常を感じることなどがあれば、どんな症状でもカウンセリングをお受けしています。電話やメールでのご連絡、または直接のご来院にてご相談ください。

お食事

食生活のバランス、カロリーなどにご注意いただくと、内臓脂肪も同時に減少でき、さらなる痩身効果が見込めます。

日常生活やお仕事

術後の状態維持のために、ウォーキングやヨガなどの適度な運動を心掛けるようにしてください。身体のつっぱり感・むくみなども、ストレッチやマッサージをすることで、より早期の回復に導きやすくなります。

患部の状態

痛みや違和感はほとんどなくなり、シルエットがどんどんほっそりしてきます。内出血もほとんどなくなっている頃です。

日常生活やお仕事

座ったときの違和感やつっぱるような感覚もほとんどなくなり、スポーツも無理のない範囲で行っていただけます。

内出血は体内の血液循環を活発にさせるとより改善されやすくなるため、水分補給の際はなるべく温かいものにするなど、血行を促進して身体を温める生活を心掛けましょう。

患部の状態

サイズダウンしたことが見た目からわかるようになります。つっぱり感は少々ありますが、内出血はほとんど消失しています。鮮やかな紫色の内出血が残っているようでしたら、直ちにクリニックへご相談ください。

圧迫

術後1ヵ月を過ぎれば外せるようになりますが、3ヵ月くらいまでは可能な範囲で継続していただくと、より美しい仕上がりに近づきます。

検診や診察

検診へお越しいただき、術前同様に水着着用の上、術後の経過写真をお撮りします。

日常生活やお仕事

1日12時間以上必要だった圧迫期間が終わり、内出血もほとんど目立ちませんので、温泉やプールもご利用いただけるでしょう。

患部の状態

皮膚のつっぱり感はよく触らなければわからない程度まで改善します。術後の引き締まりを実感していただけるようになるでしょう。

圧迫

できる範囲でのストッキング着用がおすすめです。

お風呂

湯船の中や入浴後など、身体が温まっている時にマッサージやストレッチの実施がおすすめです。

検診や診察

月に1度の定期検診をいたします。気になることがありましたら遠慮なくご質問ください。

日常生活やお仕事

仕事などにもほとんど支障はありません。つっぱり感やむくみも治まって過ごしやすくなり、術前に着ていたズボンやショーツはゆるく感じるでしょう。

ここから3ヵ月目に向けてしっかりとマッサージをすることで、より美しいボディラインに近づきます。

患部の状態

早い方は3ヵ月でほぼ完成の状態となります。 ここから半年~1年後にかけて、さらに引き締まっていきます。

圧迫

必要はほとんどありませんが、術後6ヵ月程度まではマッサージの継続をおすすめします。

検診や診察

当院では術後1ヵ月ごとに定期検診を設けていますので、ご不安なことやご不明なことなどありましたら、医師・看護師までお気兼ねなくご相談ください。

日常生活やお仕事

術前に比べて小尻になり、後ろ姿の印象もスリムになります。ここからは適度な運動や健康的な食事も続けていき、綺麗なラインを維持していきましょう。

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