タトゥー除去は保険適用される?
消すのにかかる費用まとめ
「昔は気に入っていたけれど、今は後悔している」というタトゥーの悩みを解消できる、タトゥー除去。身体への負担を極力抑えたうえで除去するには医療機関での処置が必要ですが、費用が気になる方も多いでしょう。
今回の記事では、タトゥー除去に保険適用されるか、そして全体的にかかる費用、タトゥー除去に対する費用についての考え方などを解説します。
タトゥー除去は保険適用外
まず、タトゥーをきれいに除去するには皮膚科や美容皮膚科などの医療機関での治療が必要です。
そして結論からお伝えすると、ファッション目的でのタトゥー除去は基本的に保険適用外です。皮膚科・美容皮膚科のいずれかで受ける場合でも、自費診療でタトゥー除去を進める流れとなります。
1.タトゥー除去に保険が適用されるケース
タトゥー除去はほとんどのケースで自費診療となりますが、外傷性刺青に対しては保険が適用されます。
外傷性刺青とは、外的な要因や怪我によってできた色素沈着のことです。例えば、転んで膝や頬をこすり、傷口からアスファルトの粉が入って青黒くなったというケースには、外傷性殺傷として認められます。鉛筆の芯が刺さって黒く見えるケースも、外傷性刺青の一つです。
このようなケースはファッション目的や故意の理由から生まれたものではないため、自費診療ではなく保険適用で除去が可能です。
タトゥー除去にかかる費用
ご自身の意思によるタトゥーを除去するには自費で治療を受ける必要があり、それぞれの方法やタトゥーの大きさによって費用が異なります。ここで一般的な相場を確認しておきましょう。
タトゥー除去には、植皮法と剥削法、切除法、レーザー治療などの方法が用意されています。
1.植皮法
『皮膚移植』とも呼ばれる方法です。太ももやお尻などの比較的目立たない箇所から皮膚を採取し、タトゥー除去した場所に縫い合わせます。タトゥー除去の方法のなかでも大掛かりな方法でもあります。
植皮法でタトゥー除去をする場合、一般的な相場では大きさに応じ、〜25㎠ 30万円前後の費用がかかります。
費用は形や大きさに合わせて適用されます。
2.剥削法
『アブレーション』とも呼ばれる、タトゥーがある箇所の皮膚を削る方法です。広範囲でカラフルなタトゥーを除去するのに適しています。
剥削法も植皮法と同じく、大きさに応じて費用が変わります。
一般的には、〜25㎠ 20万円前後の費用がかかります。
200㎠よりも大きくなる場合には大きさに応じた費用がかかり、またレーザー治療と組み合わせてタトゥーを除去する場合にも追加費用がかかります。
3.切除法
タトゥーがある箇所を直接切除し、皮膚を縫い合わせる方法です。小さなタトゥーや色濃く残っているタトゥーの除去に選ばれる方法でもあります。
切除法では、長径2㎝までは6万円前後の費用がかかります。
費用は形や大きさに合わせて適用されます。
4.レーザー治療
専用機器でタトゥーがある箇所にレーザーを照射し、色素を分解し、体外に排出する方法です。切除や皮膚の移植をする必要がなく、また広範囲のタトゥーにも対応できるとして、多くの方に選ばれています。
レーザー治療の費用は、1~5㎠では1回あたり3万円前後です。
大きさに合わせて費用は高くなります。
また、レーザー治療でのタトゥー除去には複数回の通院が必要になるケースもあり、その際には回数に応じて費用が変わります。
タトゥー除去を希望される方は、ガーデンクリニックにご相談ください
ファッション目的で入れたタトゥー除去は保険適用されませんが、安全性とその後の仕上がりを考慮すると、費用がかかるとしても医療機関での対応がおすすめです。ガーデンクリニックでもタトゥー除去に対応しておりますので、ご希望の方はぜひお問い合わせください。
植皮法、剥削法、切除法、レーザー治療をご用意し、お客様のご希望とスケジュール、生活スタイルに合わせて適切なプランをご提案します。なるべく金銭面での負担を抑えられるよう、適切な価格に設定しております。
身体的・体力的な負担を軽減し、より充実した日常生活と社会生活を送るためにも、ぜひガーデンクリニックのタトゥー除去をお役立てください。