タトゥー除去では跡が残る?
きれいな肌を取り戻すには
若気の至りやその場のノリで入れたタトゥーに、時間がたってから後悔することは多いもの。医療機関を受診すればタトゥーを除去できますが、「手術跡が残るかもしれない」と心配に感じることもあります。
しかし、安全性と確実性を守ってタトゥー除去をするなら医療機関での処置が適切となり、跡が残りにくい対処法ももちろんあります。今回の記事では、医療機関で行われるタトゥー除去と跡が残りにくい方法について解説します。
医療機関で行われるタトゥー除去
皮膚科や美容皮膚科などの医療機関では、切除法、剥削法、植皮法、レーザー治療などの方法が選択されます。
1. 切除法
タトゥーを入れた箇所をメスで切除し、皮膚を縫い合わせる手術です。タトゥーそのものを取り除けるため、「全く見えないようにしたい」というご希望には適切な方法です。当院の切除法では、術後の傷跡がほとんど気にならないでしょう。経過とともに傷跡が肌になじんでいくよう縫い方を工夫しているためです。傷跡が目立ちにくい治療法ではありますが、タトゥーのサイズに限りがあるので、大きいタトゥーの除去は難しいことがあります。
2.剥削法
『削皮』『アブレーション』とも呼ばれる方法です。皮膚の浅い部分を専用の道具で削り、タトゥーを目立たないように仕上げていきます。
剥削法のメリットは、広範囲に及ぶタトゥーを除去できる点です。ほかの部分を傷つけることもなく、身体への負担も軽減できます。ただし、場合によってはタトゥーの色を消しきれないことから、周りから怪我の痕が大きく残っているように見えてしまうこともあります。そのような場合には。剥削法にレーザー治療を組み合わせ、タトゥーをより目立たなくする方法も選択されます。
3.植皮法
タトゥーを入れた箇所をメスで切除し、ほかの部分から採取した皮膚をつなげる方法です。皮膚を植えるように処置することから、植皮法と呼ばれています。広範囲なタトゥーをできるだけ短期間で消したい方に適切な方法でしょうす。植皮法は皮膚の採取と縫合の2段階での処置が必要です。そのため当院では、なるべくダウンタイムの症状や傷跡が最小限に抑えられるような手術を心がけています。
レーザー治療ならタトゥー除去の跡が残りにくい
レーザー治療とは、レーザーでタトゥーの色素を粉砕し、目立たなくする方法です。タトゥーの色素が破壊されると、皮膚の下に存在するマクロファージの餌となり、最終的には体外に出されます。
レーザー治療のメリットは、タトゥー除去の跡が残りにくい点です。切除法や剥削法、植皮法などと比べ、皮膚に直接ダメージを与えないため、手術に不安がある方にも選ばれています。
レーザー治療によるタトゥー除去では、黒や青の色素に飲み対応できるとされていましたが、現在ではピコレーザーをはじめとする先端技術を用いたレーザー機器が誕生し、ほかの色のタトゥー除去も可能になりました。
1. レーザー治療の特徴
上でお伝えした内容のほかに、レーザー治療によるタトゥー除去には、以下のようなメリットとデメリットがあります。
1. レーザー治療のメリット
レーザー治療でタトゥー除去を行うと、日常生活における制限やダウンタイムを軽減できます。
切除法、剥削法、植皮法などの方法は、皮膚に直接外的刺激を与えるため、その後しばらくは行動が制限されることがあります。手術中は麻酔で痛みを抑制できますが、術後に改めて痛みを感じる方も少なくありません。
レーザー治療は基本的には麻酔を用いずにできるほど、手術中の痛みは少ないとされています。「輪ゴムではじかれたような」感覚を覚える程度で、心身ともに不安を感じることなくタトゥー除去に臨めます。広範囲なタトゥー除去へのレーザー治療には、必要に応じて表面麻酔を使うこともあります。
2. レーザー治療のデメリット
レーザー治療は確かに身体への負担が比較的少ない方法ではありますが、タトゥーの状態によっては1回の照射で除去するのが難しい可能性があります。
タトゥーが広範囲である場合、または色素が脂肪組織にまで浸透している場合には、継続してのレーザー治療が必要です。必要な回数には個人差があるものの、約5回~10回の通院、1年から1年半ほどの治療期間で進められます。
それでも治療1回ごとにかかる時間は短く、痛みやダウンタイムなどの問題も起こりにくいことから、できるだけ普段通りの日常生活を送りながらタトゥー除去を希望される方には、レーザー治療が向いています。
跡が残りにくいタトゥー除去なら、ガーデンクリニックにご相談ください
ガーデンクリニックでは、タトゥー除去に対応しております。切除法や剥削法、植皮法、レーザー治療のメニューをご用意し、タトゥーの特徴や大きさ、お客様のご希望に合わせ、丁寧なカウンセリングで適切なプランをご提案します。
当院のモットーは、治療を受けたお客様に自信に満ちた生活を送っていただくことです。ファッションのためのタトゥーは華やかなイメージがありますが、一度入れると半永久に残るというデメリットもあり、かえって自信を無くす原因にもなってしまいます。そのような問題点とお客様の気持ちを汲み取り、当院ではどの方法においても痛みやダウンタイムを極力軽減し、例え手術を選択された場合でも跡がなるべく早く目立たなくなるように対応します。
現在または今後タトゥー除去を検討される方は、ぜひ当院にお問い合わせください。